あつぼー
皆さん、最近、「読書」してますか?
読書はたくさんの良質な情報を安価で得ることができますので、ぜひとも取り入れたい習慣の一つです。
「読書で人生を変えることができる。」といっても過言ではないと思います。
私がこれまで出会った中で尊敬できると思う人は、ほぼ例外なく「読書好き」でしたし、私も時間を見つけて読書の習慣を持つようにしています。
このように我々を豊かにしてくれる読書ですが、実際に本を選んだり、買ったりするのは、
「書店」? それとも 「ネット」?
という質問に対して、おそらく人によって意見が分かれるのではないかと思います。
書店を利用するにしても、Amazonなどのネットを利用するにしても、それぞれ一長一短がありますので、できることなら両方のいいとこ取りができればいいですよね。
では、そのような本の選び方や買い方はどうすればいいのかと言いますと、結論から言ってしまうと、
です。今回は、書店とネットの両方の良さを生かした本の選び方についてご紹介していきたいと思います。
目次
書店とネットの両方の良さを生かした良書の選び方
基本はネットで本を購入する
私は基本的に本はAmazonなどのネットを通じて買うことがほとんどです。
ネットのほうが出かける手間もなく手軽に本を買えますし、電子書籍で本を読むことが多いので、購入するとなるとどうしてもネットが主流になってしまいます。
(電子書籍だとその場で本を買って、すぐに読めるので便利ですよね。)
しかし、そのようなとても便利なネットにも、
- オススメで紹介された本をついポチポチ買ってしまい、不必要な本まで買いがちになる
- 選ぶ本のジャンルが、自分の興味の範囲を超えずに偏りがちになってしまう
といったデメリットもあるのではないか、と思っています。
ネットだけで完結した形で本を選んでしまうと自分の興味の幅が広がりにくいので、それを補完するために「書店」を活用していくと良いのではないかと思います。
たまに書店に行ってみる
「選ぶ本のジャンルを広げるため」に書店を活用していくわけですが、では、どのように書店を活用するのがオススメかといいますと、
です。書店に行く頻度は1ヶ月~数ヶ月に1回くらいが目安かなと思いますが、あまりその辺は気にせず、
「気が向いたときに本屋に立ち寄ってみる。」くらいの気持ちで全然OKだと思います。
書店に行ったら、1時間くらいお店の全体を見回してみて、
- 売れ筋コーナーを眺めることで、今、どんな本が売れているかをチェックしたり
- 興味を引く本を見つけたら、パラパラと眺めてみたり
- 自分が普段あまり興味を持たないジャンルのコーナーをあえて眺めてみたり
といったことを行うことで、興味のある本の幅やジャンルが広がって、自分が読みたい新しい本が見つけやすくなります。
ネットでも売れ筋ランキングを通じてどんな本が売れているかは知ることはできます。
ですが、書店に並べられている本の数とか、実際に手に取って本を眺めることで、書店ならではの刺激を受けることができますので、
- ネットだけで探していたら出会えない本に出会えることが多い
- 今まで気づかなかった新たな興味、ジャンルの本が見つかる
といったメリットが得られやすくなるのではないかと思います。
そして、できればあらゆるジャンルの本を扱っている大きめの書店に行くのが良いと思います。
とはいっても、大都会のど真ん中にあるような超大型の書店ですと、お店全体をひととおり眺めるだけでも大変ですので、近所の大型の書店くらいがちょうどいいかなと私は思います。
書店とネットを融合した良書選びのサイクル
「リアル(書店)で見つけて、ネットで実際に買う」が基本となりますが、始めるにあたって何から取りかかれば良いのでしょうか?
まずは最初に「書店に行って、興味がある本を見つけること」から始めていくとよいと思います。
最初は難しく考えずに、
- ベストセラーの上位の本
- 手にとってみて直感で面白そうだと思った本
などからシンプルに選んでみると良いと思います。
書店で本を選んだら、その場で買ってもいいのですが、私はなるべくその場で買わずにネットで買うようにしています。
というのも、ネットで購入することによって自分の購入履歴にデータが蓄積されていくので、今後オススメで紹介される本の精度が上がって、自分に合った本を見つけやすくなっていくからです。
そして、ながら買いには注意しながら、ネットでオススメで紹介される本に興味をひかれるものがあれば購入をしつつ、流行の変化に応じた情報のアップデートのためにまた書店を訪れてみる。
このサイクルを繰り返していくことで、自分に合った良書に巡り会える可能性がだんだん高まっていくのではないかと思います。
私がこのような習慣に至ったわけ
ネット販売が台頭してきた頃は、私はネットで本を買うことが主流に変わっていて、書店に足を運ぶことはめったになくなっていた時期がありました。
- 書店まで足を運ばなくても、自宅で本を買えてしまう
- ネットで自分に合ったオススメの本を紹介してくれるので、わざわざ自分で調べなくても勝手に良い本をみつけてくれる
といったネットならではの便利さに加えて、ほとんどの本を電子書籍で読むようになっていましたので、書店に行く理由なんて特にないと思っていました。
そのようなネットを利用する習慣にもだいぶ慣れたある日、たまたまの機会で久しぶりに書店を訪れたのですが、その時に
- 書店を利用していた頃はよく読んでいたジャンルの本を読まなくなっていた自分に気づいたこと
- その当時の知らないベストセラーの本が多く、流行に乗り遅れている感じがしたこと
を強く感じたんですよね。
「自分の本に対する興味の幅がだいぶ狭くなっていたこと」に気づいたことで、書店の存在のありがたさを感じ、その後は書店にも足を運ぶようにすることにしています。
ちなみにですが、本をネットで買うのが基本ですが、本への興味の幅を広げてくれる書店にも多くの恩恵を受けているのも事実でして、、、
「書店で全く本を買わない。」というのはさすがに申し訳なく思いますので、私は専門書のような紙媒体でじっくり読みたい本や、資格取得のための参考書といった類の本はなるべく書店で買うようにしています。
さいごに
今回、ご紹介した「リアル(書店)で見つけて、ネットで実際に買う」やり方ですが、最初のうちは、なかなか良い本に巡り会えないかもしれませんし、効果を感じられない時もあるかもしれません。
それでも、繰り返し続けていけば、少しずつ精度が上がっていくと思います。
まずは「書店で興味を持った本から読み始めてみること」が第一歩です。
そして、「読みたい本を探すことも読書の一部」ではないかと思いますので、「良い本を見つけるために試行錯誤すること」も自分を成長させるために必要なことなのではないかと思います。
多少面倒に感じるかもしれませんが、良い本を選ぶプロセスも含めて読書を楽しめるようになれるといいですね。
「読書は心の栄養」という言葉もあります。楽しみながら、良い本をたくさん読める習慣を身につけて、心も人生も豊かにしていきたいですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。今回の内容が少しでもお役に立てたなら嬉しく思います。