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旅行って浪費? 自己投資?
私の趣味の一つに旅行があり、これまでに30カ国以上に訪れたことがあります。
これまで旅行に費やした金額は正確には数えていないですが、結構な金額を費やしてきているのは確かだと思います。
人によっては、旅行はぜいたくであって浪費だと考える人もいます。
確かに、旅行に費やしたお金を貯蓄や投資に回せば、今よりももっとお金は貯まっていたかもしれない。
と、思う時もあります。
金銭面で言えば、浪費かもしれませんね、、、(汗)
ですが、それでも私は、これまで旅行をしてきて良かった。
「旅行が私にとって大きな自己投資になっている。」
と、考える5つの理由についてご紹介したいと思います。
旅行を「自己投資」と考える5つの理由
1.現地にいかないと味わえない非日常の体験ができた
まずは、この理由は外せないのではないかと思います。
確かに現在では、テレビや動画などで多くの海外の映像を見ることができますし、Googleのストリートビューを使って世界各地をバーチャル旅行する。なんてこともできたりします。
(本当に便利な世の中になりました。少し前では考えられないことでしたね。。)
ですが、それでも実際に現地に行くと、実際に得られる体験の質も量も格段に違ってきます。
例えば、動画では映像を通じて見ることや、聞くことはできるかもしれませんが、現地に行くことができれば、
- その場所の匂いを感じられたり
- その場所の気候などの肌感覚を感じられたり
- 現地の人とのコミュニケーションを通じて感じることもある
といった、五感をフルに使った感覚を通じて、現地に行かないと味わえない、とても印象に残る体験ができるのは大きな財産だと思います。。
私も、10年、20年経った今でも、当時、旅行した体験は思い出すことができますしね。
それくらい印象に残る体験ができると、その後の人生にも大きなプラスになっているのではないかと思います。
2.視野が広がり、価値観が磨かれた
海外に行くと、その国の文化やルールが日本とは異なりますので、普段の生活で当たり前だと思っていたことが当たり前でないことに気付かされます。
例えば、私が以前にスペインに行った時、お昼12時頃にレストランで昼食を食べたのですが、お昼12時なのにレストランがガラガラだったんですよね。
あつぼー
人気のないレストランには見えないのに、12時でお店ガラガラ…!?
と、不思議に思ったのですが、スペインの習慣では昼食を食べる時間はだいたい14時くらいなのだそうです。
(たしかに、その後レストランを確認してみたら14時頃はお店は繁盛していましたね。。)
これは、私の実体験のほんの一例ですが、旅行に行くと、このように今まで当たり前と思っていた自分の価値観を壊されるケースが頻繁に出てきます。
こういった日常との違いを体験していくことで、自分の中で物事を捉える視野が広がっていき、そして、自分にとって本当に大切にしたいことって何だろう?と考える機会が生まれることで、自分の価値観が磨かれていった側面はあるかな。と思います。
3.日頃の悩みや心配がリセットされた
誰にでも、普段の生活をしていく上で、悩みや心配事は尽きないと思います。家庭のこと、仕事のこと、お金のこと、将来のこと、などなど、、、
これらの悩みや心配って、大抵は目先の小さなことだったり、細かいことをクヨクヨしていたりすることが多いので、海外旅行して帰国する頃には、それまでの悩みや心配が全部リセットされていた。ということが、振り返ってみて多かったかなと思います。
例えば、当時、仕事が上手くできず悩んでいた頃にカンボジアを訪れた時、現地の人たちは日本人の感覚では考えられないようなとても貧しい生活をしているのを目の当たりにしました。
(15年くらい前の話ですので、今ではだいぶ変わってきているのかな、と思います。)
ですが、それでも現地の人たちは明るく、笑顔で、たくましく生きている姿を見ていると、仕事の悩みなんてどこかに飛んでしまっていて、
- 仕事ができる幸せ
- 自分がいかに恵まれた環境にいるのか
を感じずにはいられませんでした。
旅行先での体験を通じて、自分を見つめ直してリフレッシュができる。というのは大きなメリットだったと思います。
4.サバイバル力が身についた
旅行を通じて非日常の体験をすることになりますので、旅行先では想定していなかったようなことが(時にはトラブルも…)起こることもあります。
当然、命の危険とか、大金を失う、といった大きなトラブルは起こすべきではありませんので、そういった危険な場所は避けるとか、旅行先では最低限の注意は怠らない。といった注意はすべきと思います。
ただ、あまりにもトラブルが怖いからといって過剰に避けてしまうのも、旅行の醍醐味が失われてしまうように思います。
ですので、自分の身の丈にあったできる範囲で、自分で旅行の計画や準備を行って、自分で自由に旅行先を行動していくことで、
- 事前準備のためのプランニング力、段取り力
- 現地で行動していく際の対応力
- コミュニケーション力(外国語でのコミュニケーションに加えて、ボディランゲージも含む)
が、磨かれると思いますし、このような力は今後の人生を歩んでいく上でも大きなプラスになってくると思います。
もちろん、不安な方はツアーを申し込んだ方がいいと思いますが、旅行の目的や旅行先に応じて、個人で手配するのか、ツアーにするのかを選べるようになったことで、旅行を楽しむ幅が広がってきたように思います。
5.ふるさと、日本のことをより知ることができた
私たち日本人は、日本のことは当然知っていると思いがちですが、海外に行って日本との違いに触れることで、日本についてより深く知ることができるようになります。
例えば、時間に正確な電車に慣れている私達は、海外では当たり前な電車の遅延を目の当たりにすることで、日本の鉄道の良さを再確認することができます。
(私は、日本の鉄道技術、サービスは圧倒的に世界一だと思っています。)
その他にも、私が海外を訪れて感じた日本の良さは、
- 食べ物が美味しく、コスパが良い
- 世界中の料理を食べることができる
- コンビニで24時間、生活に必要なものが買える
- 他の国と比べて貧富の差が少ない(日本でも格差社会が問題視はされていますが、今まで訪れた海外の国に比べると格差は少ないように感じます。)
- 一般人の生活水準や教育水準が高い
- 社会秩序が保たれていて、正確
- 四季があり、多様多彩な気候がある
- 歴史的な文化遺産が豊富
といったあたりでしょうか。(あくまでも私の見解ですけど。)
逆に、東南アジアに行って、あの若くてエネルギッシュなパワーを感じると、日本は成熟しているんだけど年寄りのよう感じの国だな~。って感じたりもするのですが、、、
さいごに
以上が、私が実感している旅行をして良かった。自己投資になっていると感じる5つの理由でした。
そして、何よりも今、私が思うことは、
ということです。
若いうちに旅行して、様々な経験をしておくと、今回挙げたようなメリットの効果が大きくなると思うので、特に若いうちに旅行することは私はオススメしたいですね。
また、自分ももう若くないよ~。という人でも、今が自分の人生で一番若いと思うし、今回挙げたようなメリットは十分享受できると思うので、機会を見つけて旅行していきたいですね。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。今回の記事がお役に立てたようでしたら嬉しく思います。